ハーフリンガルとは上だけ「裏側矯正」をして、下は「表側」からする方法です。
通常、上の歯に付ける装置が目立ちやすいので上だけを裏側から行い、下は目立ちにくいので表から行います。
裏側矯正の見た目の良さに加えて、下の歯は表側にブラケット・ワイヤーがあり、舌が装置に当たらないので、違和感や不快感を感じにくいのもハーフリンガルのメリットです。
当院では上あごの裏側矯正はインコグニトを採用しています。
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口を開けた時に上の歯はしっかり見えるのに対して、下の歯は下唇で隠れる部分が多いので目立ちにくいです。
ただし、受け口の方は下の歯が見えやすく装置が目立ってしまう可能性がありますので、ハーフリンガルが適しているかどうかカウンセリングでしっかりと診させていただきます。
喋りにくさや発音などは下あごの舌側に装置をつけるかどうかが関係します。舌側に装置を付けるとやはり違和感やしゃべりづらさを感じることがあります。
ハーフリンガル矯正では下あごの表側に装置を付けますので、しゃべりにくさや発音・滑舌などに支障はほぼありません。装置を付けて最初のうちはどうしても違和感がありますが、徐々に慣れますのでご安心ください。
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ハーフリンガル矯正の治療期間は2年程度です。裏側矯正よりも少し短くなり、表側矯正とはほとんど差がありません。