出っ歯の治し方は当院では6つもオプションがあります。(6つもオプションがある医院は日本で当院だけです)。
それぞれメリット・デメリットがあり詳しくご説明して、あなたに合う最適の方法を選んで頂けます。
インビザライン(マウスピース)だけでなくワイヤーを併用すると治療期間の短縮が見込める。
裏側に装置を付けるため、人から気付かれにくい。
歯に表側に装置を付けますが、白いので目立ちにくい。
矯正だけでは治せない上顎・下顎を外科手術で引っ込めて治します。当院では日帰り手術を行っています。
のどれかが最適です。
当院では、その辺のところをご納得いくまで、親切ていねいにご説明しますので、何でもおっしゃってくださいね。
【治療内容】上の前歯が骨格ごと大きく出ている場合は4番の歯(第一小臼歯)を抜いて歯を動かすスペースを作り、前歯を後ろに下げます。
【費用】ワイヤー矯正上下(全顎)700,000円(税抜)〜
【リスク】ワイヤーを初めてつけてから1週間は少し痛みがあり、食事もしにくいため、気をつける必要があります。
出っ歯、口元が突出している状態の治療方法は大人と子供で大きく異なります。
子供さんは骨格の成長を利用して出っ歯を治し、大人は歯と骨格を動かすことで改善することが可能です。
出っ歯を治すには小臼歯を抜歯して、そこに出来たスペースに前歯を移動させて治療します。
成人の方の場合は、歯を安全に動かすためにも抜歯矯正を提案する場合がございます。
小臼歯を抜歯すると、5mmくらいのスペースができますので、そのスペースに前歯を移動させて出っ歯を治します。
前歯が下がると上あごの骨格自体も下がります。
上下の前歯が骨格ごと下がりますので、横顔がキレイになります。
最近、自力で治したいと、割り箸を使ったセルフトレーニングで治すなどがネットに上がっていますが、大変危険です。歯にダメージがかかって歯が折れてしまったり、抜歯につながる可能性もあります。欠損して後悔されないように、矯正は歯科医師にお任せくださいね。
最近、マウスピース矯正がすごく注目されてます。
マウスピースは取り外し式でお手軽で、人前に出る時は外せるなど、メリットがたくさんあります。
以前は、出っ歯はマウスピースでは治りにくいと言われてました。
現在では、出っ歯の方のほとんどはインビザライン矯正で治ります。
にもかかわらず、出っ歯はインビザラインでは治らないと言ってる歯科医院はインビザラインの知識や経験がないか格安の歯科医院です。
ただ、キレイに治りにくい場合もあります。それは、骨格ごとひどい出っ歯になってる場合です。
そういう場合でも、インビザライン矯正の結果、前歯が引っ込みますので治ることは治りますが、前歯を引っ込める量がすごく大きい方の場合は、ワイヤーを併用したり手術の方が適してる場合もあります。
なぜなら、出っ歯を治すためには、前から4番目の歯を抜いて、できたスペースに前歯を引っ込めるわけですが、その時に、奥歯を支えにして、前歯を引っ張ってさげるために、奥歯が前に行きやすいんです。
裏側矯正の場合は、ワイヤーを裏に付ける為に奥歯が前に行きにくくなり、より大きく前歯が下がります。なので、裏側矯正は出っ歯治療に向いているんです。
どちらも、メリット・デメリットがあります。どちらを選ぶかは、時間、費用、見た目だけでなく、他にも健康面など色んなことが関わってきます。具体的にご案内します。
全体が出っ歯の場合
歯を削ってセラミックの歯をかぶせて治したとしても、出っ歯の歯の向きが変わるだけです。
向きが変わるだけで良いという方には良いかもしれませんが、お顔の骨格自体が後ろに引っ込むことはありません。
クラウンと呼ばれるかぶせものもオールセラミックなど材料が様々です。どれを選ばれるかにより歯肉との境目に金属が見えてしまったり、見た目も変わってまいります。
ですので、ワイヤー矯正などに比べると凄くキレイにはならないのです。さらに、大事な歯の神経も取らなければいけません。ただ、治療期間は短いです。メリット、デメリットをまとめます。
メリット
デメリット
メリット
デメリット
【結論】全体的に出っ歯の方には、かぶせて治す方法はオススメできません。
子供さんの出っ歯治療には3つの種類があります。
1. 上あごの骨格の位置は正常。前歯だけが前に飛び出している。
2. 上あごの骨格の位置は正常。下あごが引っ込んでいる。
3. 上あごの骨格が前に出ている。
下あごが引っ込んでるために出っ歯に見える方が多いです。
それぞれについて治療法をご説明します。
この場合は上あごの骨格は正常なのに、出っ歯になっている場合です。
⇒前歯の角度を変えて治す。
(装置はワイヤー、ブラケット等)
⇒6歳臼歯→小臼歯→前歯(重なりを取ってから)の順で後ろに下げる。
(装置はGMD,ペンデュラム、ワイヤー、ブラケット)
(装置は、斜面板、FKOなど)
骨格を後ろに下げて出っ歯を治します。3つの治療方法があります。
⇒骨格が横に拡がると自然に成長の段階で前歯が下がる。
⇒スペースに前歯を移動させて出っ歯を治す。
(装置はワイヤー、ブラケット)
【治療内容】出っ歯の患者様の症例です。
ホワイトワイヤー矯正で治療しました。
【費用】ホワイトワイヤー矯正 745,000円(税抜)〜
【リスク】矯正装置が口の中にあたって口内炎が出来やすくなる方もおられます。
上の前歯が下の前歯より突き出ている状態を出っ歯もしくは上顎前突と言います。
出っ歯は上の前歯が前に出ている歯並びで、口元が盛り上がって見えたり、または下顎が引っ込んでいる場合もあります。そのため見た目が気になり、コンプレックスになっている方も多くおられます。
出っ歯の原因には大きくわけて二つあります。遺伝によるもの(先天的)と、癖(くせ:後天的)によるものです。
それぞれを詳しく説明します。
親から引き継いだもので、これはどうしようもありません。
赤ちゃんの時におしゃぶりを使っていて、それがやめられなくて指しゃぶりをする子どもさんは前歯をベロで押してしまい、前歯が前に出てしまいます。
爪を噛むと、上の前歯が、前方方向に倒れてきて、出っ歯の原因になったり、歯と歯の間にすき間ができてしまったりします。
口呼吸を長く続けていると、いつも口がポカンと開いた状態になってしまいます。そうすると、唇の筋肉が弱ってしまい、ベロの筋肉に前歯が押されて前歯が出てしまい、出っ歯になってしまいます。
下くちびるを噛むと下の前歯は内側に倒されます。上の歯は外側に出てしまい、出っ歯の原因となります。
物を飲み込む時にベロを前に押し出すような癖のある方は、ベロが前歯を押しており、出っ歯の原因となります。
何かに夢中になったりテレビを見ているときに、口がポカーンと開いてしまって上下の歯と歯の間にベロが入りこむと、ベロが前歯を後ろから押すことになってしまい、出っ歯の原因となります。
ベロを前歯で噛むと、前歯は前に押し出される方向に力が働いてしまい、出っ歯になってしまいます。
出っ歯で起こる問題として上の前歯が出ていることで上唇が上がったままになり、口が閉じにくいという傾向があります。
また、唇が閉じにくくなるので唇が乾燥したり、口呼吸になってしまったり、ぶつかった時に折れたり欠けたりしやすくなりますので、注意が必要です。
出っ歯には上の歯だけが出ているタイプと上あごの骨がずれて前に出ているタイプがあります。原因としては遺伝的要因と口呼吸、指しゃぶり、舌の癖などがあります。
口元が出ていると口が閉じにくいため口の中が乾燥しやすく唾液が少なくなり、放っておくと虫歯、歯周病、口臭のリスクが高くなります。また、発音障害が出たり、上下の歯がうまくかみ合わないため顎関節への負担も大きくなります。
上下の前歯がうまく咬み合わないので無意識のうちにあごをずらして咬む癖がついてしまうことがあり顎関節への負担を大きくしてしまいます。そこから頭痛や肩こりを引き起こすこともあります。
出っ歯が治ると、見た目が良くなるために何事にも前向きで活発になり、人前に出るのが楽しくなり、自分に自信が持てます。
また、むし歯や歯周病にもなりにくくなり、さらには肩こりや顎関節症にもなりにくくなることが証明されています。つまり、心も体も健康になります。
具体的な治し方にはいろんな方法があります。ワイヤーを表からつける方法、周囲にわかりにくいよう裏からつける方法や程度が軽ければマウスピース型の矯正装置で治すこともできます。
「出っ歯」は不正咬合の中で日本人に多い症状です。歯だけが出ている場合と上あご全体が下あごよりも大きく出ていて骨格的に問題のある場合があります。
きれいな歯並びになると見た目がよくなるだけでなく、しっかり食べ物が噛める、虫歯や歯周病の予防、頭痛や肩こりの軽減など多くのメリットがあり、歯や体の健康を保つことにつながります。
大阪矯正歯科グループでは、「自然な見た目」と「良い噛み合わせ」の2点を ゴールと考え、出っ歯でお悩みの方の治療を行っていきます。