歯列矯正に関する満足度調査

歯列矯正に関する満足度調査

大阪・神戸で15か所の矯正歯科を運営する『医療法人真摯会 大阪矯正歯科グループ』では、歯列矯正経験者を対象に、治療に対しての満足度を独自調査しました。

調査対象
18歳〜69歳までの歯列矯正経験のある男女
対象地域
全国
調査期間
2022年9月6日〜9月13日
調査方法
クラウドワークス会員へのアンケート実施
有効回答数
284人

矯正して良かった?

『矯正してよかった』が94%!

矯正はもちろん費用も期間もかかるので失うものも多いです。

それでも『よかった』と94%が答えられるという事は、歯列矯正は色んな人にお勧めできる素晴らしい治療である事が分かります。

満足度は何点?

『矯正治療の満足度』が90%

矯正治療の満足度60点以上の方が78%、現在治療中の方で概ね満足と答えられた方の割合も合わせると満足度が90%という結果になりました。

何を求めて矯正した?

『見た目の改善』を求めて歯列矯正された方が85%

歯並びや口元の外見の改善を目的として治療を開始された方が大多数でした。

矯正にいくらかかった?

やはり矯正治療は高額…

70万円以上が54%、40万円以上であれば72%と、矯正はやはり高額になる傾向が分かりました。

100万円以上という超高額な治療費も24%。費用面が矯正を躊躇ってしまう理由の第1番といえます。

いつから矯正を始めた?

小児矯正と成人矯正がほぼ半々

矯正を開始した時期については、15歳未満が計44%、19〜34歳が計41%。

以前は矯正は子供の頃にするものという考えがありましたが、現在では大人になっても矯正することが一般的になっています。

矯正を始めたきっかけは?

成人矯正は自分の意見で始める人が多い

子供のころに矯正された方が多かったからか、親に言われて開始した方が31%、歯科医院で言われたのも14%あったものの、友人や周囲から指摘された、というのは5%程度と少な目です。

やはり他人が気にするよりも本人や親が気にするケースが多かったようです。

開始年齢が19歳以上の方では親からの指摘は一気に減ったものの、友人や周囲から指摘されて気になった方は同じ割合で5%程度。

そこまで高くなく、やはり自分自身が気にして開始するケースが多いようです。

ただ指摘されないから気になっていないとは限りません。

他に19歳以上だと、ネットの情報をみて行動に移した方も僅かですが割合が増えています。

使った矯正装置は?

表側ワイヤー矯正で治療された方が約7割

今回の調査では10年以上前に矯正を開始した割合も多かったからか、表側ワイヤー矯正が多かったようです。

マウスピース矯正も新しい治療としては多めの割合となりました。

その歯科医院に通院を決めた理由は何?

フリーフォームで回答して頂いたので理由は様々ですが、意外と技術面やカウンセリング時のドクターの雰囲気などで決めた人は少なめで「元々通っていた歯医者だから」「家から近かったから」「親・兄弟が通っていたから」といった理由が多数を占めました。

他にはこんな理由も

その歯科医院に決めた理由例
  • カウンセリングで無理に勧めなかったこと。
  • ネット上でのクチコミが良かったから。
  • 通いやすい場所で値段がそんなに高くないところを探していて。
  • 通院している歯医者からの紹介で決めました。
  • 口コミが多すぎず評価も悪すぎないところ。
  • 同年代の女性の実例が多く記載されていた事。
矯正中に不便だった事

今回はフリーフォームで回答頂いたのですが、ワイヤー矯正の場合、ほとんどの方が食事の後のお掃除が大変、そしてワイヤーを変更した後の数日は痛い、と回答されてました。

マウスピース矯正を行った方も、やはり色々と不便があったようです。ワイヤーと同じく食事に関する事が多かったようですが、どちらかと言えばワイヤーは「食事しにくい」に対して、マウスピースは「食べたい時に食べれない」という不満が多かったようです。

ワイヤー矯正中に不便だった方のコメント例
  • ワイヤーを変えて数日間は滑舌がかなり悪くなるのと何もしていなくても痛みがあること。この期間は雑炊などの柔らかいもので過ごすことが多かった。
  • ワイヤーの間にご飯粒や食べ物が挟まること、付けたての時は結構痛かったこと、また、口内炎ができやすくなったこと。
  • 締め直すと痛すぎてご飯が食べれないこと。友達、家族でご飯を食べる時に装具に物が引っかかっていないか気になり話に集中できないこと。歯磨きがしにくく歯間ブラシが必須なこと。ご飯以外はゴムをつけなければいけなく面倒臭いこと。
  • 食べたものがとにかく詰まりやすくなったこと、月1の調整日のあとはとにかく歯が痛くてお粥を食べるのも辛かった、器具が口の中ににささって口内炎ができてとても痛い。
  • 4本抜歯・表側のワイヤー矯正で治療中ですが、とにかく食べ物が歯に詰まることが多く、食事後に毎回うがいをしないと気持ち悪いことが多く不便です。
マウスピース矯正中に不便だった方のコメント例
  • コーヒーが大好きだが、好きな時に飲めないこと。飲み会や外食等、予めマウスピースを取るのを忘れてしまい、一旦トイレに行かなければならないこと。
  • 歯磨きの回数がいつもより多く、また飲食の前後はトイレに駆け込み、マウスピースの付け外しや歯磨き、歯間ブラシなどする時間が必要だったため、友達を待たせてしまうことが気分的に良くなかったです。ケアが大変でした。
  • 外食の際、長時間マウスピースを外してはいけないので時間を気にするようになった。また、食べてすぐ歯磨きに行くのも面倒
  • 食事ごとにマウスピース取り外して歯磨きをするのが外食時は大変でした。旅行の食べ歩きができないのも不便でした。
  • 食事の都度、マウスピースをつけたり外したりしなければならないこと。できるだけ長い間装着しないといけないので、間食ができないこと。
  • マウスピースを20時間以上装着しないといけないため、間食ができなかったり基本水しか飲めないことが1番不便でした。外出すると外で食べることが多いので、そういう日は1日外すことが多かったです。歯磨きしないとカリエスリスクもあがるので歯ブラシも持参していました。
矯正後に得られたメリットや心境の変化

こちらもフリーフォームで回答頂いたので回答は様々ですが、やはり喜びの声が多数でした。

特に自分自身の気持ちの変化が大きかったようで、「自信が付いた」「笑うのが好きになった」といったポジティブな声ばかりでした。矯正中の苦労も乗り越えて努力の上達成した事で、余計感動も増したのだと思います。

コメント例
  • 美容にお金をかけた、という実感が湧くので、メイクや髪等の他の美容にも興味が強くなった。友人知人から外見を褒められることが多くなった。
  • 笑うことが怖く無くなりました。前までは結構ガタガタで、歯を出して笑うことが出来なかったのですが、今は前より笑うことに対して恐怖心が少なくなりました。
  • 噛み合わせが改善されて、輪郭も変わり写真でも歯を出して笑えるようになったこと。美容面の変化のメリットはかなり大きいです。
  • 目に見えて口元が引っ込んでいるのがわかり、出っ歯が治っていると実感できている、口元に少し自信がついたこと、笑うのが前より好きになった。
  • 月日が経つほど、どんどん自分の歯並びが良くなっていることが実感できる。気のせいかもしれないが、喋りやすくなったように感じる。
  • 笑った時にきれいな歯並びが見えることが嬉しい。ガタガタの時より歯磨きがしやすく、歯肉からの出血が減った。
【19歳以上限定】通院先の歯医者のホームページは見た?
はい
99人
73%
いいえ/もしくは覚えてない
36
27%

全体のアンケートでは親が矯正を進めた人が多かったからか、意外と「はい」が50%を切っていたので、矯正を開始した年齢が19歳以上の方に限定して調査しました。

ホームページを閲覧した人は70%以上とやはり高い

今のご時世HPを見るのは当然なので、逆に27%も閲覧していない患者様がいるのが不思議ですが、当アンケートでは回答時40歳以上の方も55人程いらっしゃいますし、つまり10年以上前に矯正を開始された方も多く、その時代背景を考慮すれば、やはりかなり見られていたという事が分かります。

【19歳以上限定】情報収集の為に何の媒体を見た?
Google等の検索エンジンで
96人
49%
まとめサイトやニュースサイトを見て
9人
5%
Twitterを見て
10人
5%
Instagramを見て
7人
4%
Youtubeを見て
6人
3%
Tiktokを見て
0人
0%
GoogleMapを見て
5人
3%
TVCMを見て
1人
1%
人づてに聞いて
49人
25%
雑誌や紙面を見て
4人
2%
その他
8人
4%

こちらも親が矯正を進めたケースを省くために、矯正を開始した年齢が19歳以上の方に限定して調査しました。

圧倒的なのは検索エンジンでした。SNS等は時代背景によるのでこの数字だけでは判断できませんが、「人づてに聞く、つまりリアルな口コミ」は25%もあり、かなり重要という事が分かります。

【19歳以上で5年以内限定】情報収集の為に何の媒体を見た?
Google等の検索エンジンで
62人
57%
まとめサイトやニュースサイトを見て
5人
5%
Twitterを見て
7人
6%
Instagramを見て
6人
6%
Youtubeを見て
3人
3%
Tiktokを見て
0人
0%
GoogleMapを見て
4人
4%
TVCMを見て
0人
0%
人づてに聞いて
20人
18%
雑誌や紙面を見て
0人
0%
その他
2人
2%

母数は少なくなりましたが、矯正開始したのが19歳以上で最近5年以内、つまり現在の潜在患者層に近い方のみ抜粋して調査しました。

矯正の情報収集はGoogle検索一強!

調査の切り口を変えても、やはりGoogle1強です。

割合は減ったものの、人づてに聞くのはどの切り口でも多い事が分かります。

逆にSNSは5年以内にしぼっても15%程度で、今回のアンケートでは、まだまだGoogle検索、つまり歯科医院側としてはSEOやリスティング広告、HPの充実が重要という結果が分かりました。

調査結果

調査結果は以上です。

いかがでしたでしょうか?

歯並びを治す『歯列矯正』が素晴らしい治療である事は分かると思います。

しかし一方で、矯正治療開始まで時間がかかってしまったり、治療方針や治療過程の不満を感じていらっしゃったり、矯正の情報を提供している歯科医院側としては情報の発信力不足も感じられる結果となりました。

様々な患者様がいらっしゃって、様々な治療方法があるからこそ、患者様が必要な情報を正しく発信して、正しく説明する事が大事かと思います。

回答された方の男女比
男性
56人
20%
女性
228人
80%
回答された方の年代
20歳未満
6人
2%
20代
103人
36%
30代
120人
42%
40代
42人
15%
50代
12人
4%
60代以上
1人
0%
矯正に興味を持ってから、実際開始するまでの検討期間
3ヶ月未満
85人
30%
3ヶ月〜半年
69人
24%
半年〜1年
46人
16%
1年〜2年
26人
9%
2年以上
58人
20%
矯正した歯科医院の立地
家の近所
143人
50%
職場/学校の近く
34人
12%
最寄り駅の近く
49人
17%
その他
58人
20%
【矯正開始したのが19歳以上限定】矯正した歯科医院の立地
家の近所
59人
44%
職場/学校の近く
29人
21%
最寄り駅の近く
27人
20%
その他
20人
15%
【矯正終了後限定】矯正治療後、歯列の後戻り
あった
109人
44%
なかった
139人
56%
【矯正終了後限定】リテーナーをつけていた期間
半年以内
19人
7%
半年〜1年
54人
19%
1年〜2年
65人
23%
2年以上
45人
16%
付けてない
51人
18%
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