Q11〜Q15:初診カウンセリングはどのようなことをしますか?

Q&A
良くある質問

矯正治療を始める前に

11.初診カウンセリングはどのようなことをしますか?

初診カウンセリングでは患者さんへの問診、口腔内のチェック(必要時のみレントゲン撮影)などを行います。

その結果を元にどのような矯正方法が良いのか、どのくらいの費用がかかるのか、治療期間などをご説明いたします。所要時間は約40分です。

問診

・自分の歯並びで気になること
・不正咬合(悪い歯並び)の原因となりうる癖などがないか
・どんな風になりたいか
・どんな治療がいいのか(目立たない方法がいい!取り外しができるほうがいい!など)
・いつまでに治したいという希望はあるのか など、まずはお話をしっかりお伺いします。

口腔内チェック

現在の歯並び、骨格の状態、上下の噛み合わせ、舌の癖などを見ていきます(必要時のみレントゲン撮影)。

方法・治療期間・費用のご説明

治療方法やどのような装置を使うか、治療期間はどのくらいかかるか、料金やお支払方法などについて詳しくご説明いたします。


初診カウンセリングでは上記の内容すべてを無料で受けていただけます。

分からないことや悩みなどなんでもお気軽にご相談ください。治療するかどうかは検査結果を聞いてから決めていただけますのでご安心ください。

ご予約の際には「矯正無料初診カウンセリング希望」とお伝えください。

詳しくは「初診カウンセリング」のページをご覧ください。

※初診カウンセリングのために来院いただく際には、念のため保険証をお持ち下さい。

※未成年・学生の方が初診カウンセリングを受けられる際には保護者の方とご来院ください。

12.通院の頻度はどのくらいですか?

治療の進み具合や治療方法、歯の動き方によっても変わってきますが、1ヶ月に1回程度のペースで通院していただきます。

ワイヤー・ゴムなどの装置の交換や調整などの処置を行い、矯正の進み具合をチェックします。

矯正は歯の動きに合わせて装置を調整しなければいけませんので、よい治療結果になるようにペースを守って定期的に通院していただくことが大切になってきます。

マウスピース矯正(インビザライン)は1日22時間位装着していただきます。2週間ごとに自宅で次の装置に交換し、1ヶ月〜2ヶ月に1回程度通院していただきます。

保定期間(歯並びを安定させる期間)には2ヶ月〜6ヶ月に1回程度のペースで来院していただきます。きれいになった歯並びが戻ってしまわないようにご自宅ではリテーナーという取り外しできるマウスピースを装着してください。通常1〜2年はリテーナーを使っていだきます。

13.歯ぐきが目立つのですが治りますか?

歯ぐきが目立ちやすいことを、「ガミースマイル(ガミーフェイス)」と言います。

上アゴの前歯の上の歯ぐきが目立っている(思いっきり笑顔にした状態で歯ぐきが3mm〜4mm以上出ている)状態です。

これを改善するには、上アゴの前歯をより上に移動させれば治ります。

そのためには、ミニスクリューを併用します。非常に小さいネジのようなミニスクリューを 上アゴの前歯の根っこのほうに埋め込み(痛みはほぼありませんのでご安心ください。)そのミニスクリューを固定源にして前歯を上方に移動します。

前歯が上方に移動すると歯ぐきも一緒について上に移動し、目立たなくなります。このミニスクリューの開発のおかげで「ガミースマイル」は非常に治りやすくなりました。従来なら外科手術が必要だった症例でも手術をせずに治療できるケースが増えました。ミニスクリューは矯正治療が終われば取り外しますのでご安心ください。

14.虫歯があっても矯正できますか?

矯正装置を付ける前に虫歯を治療するのが基本です。

インビザラインなどのマウスピース矯正では初めに歯の型を取りますが、その後に虫歯治療で歯を削ったり、詰め物を詰めたりすると、マウスピースの形と完全には一致しないので、矯正治療に影響を及ぼすことがあります。

また、ワイヤー矯正中に歯が虫歯になると、ブラケットやワイヤーの存在により治療が難しく、特にブラケットの近くや歯のかみ合わせ部分での詰め物装着が難しくなる可能性があります。

そのため、虫歯治療後にワイヤー矯正やマウスピース矯正を行うことが推奨されています。

矯正治療のために抜歯したり、治療前のかぶせ物は治療後に新しく作り直す場合もありますので、虫歯の治療をするかどうかは矯正の検査の結果によって変わります。

当院では初診相談の時に実際に歯を見せていただいて、虫歯の治療が必要かどうかを決定します。 治療計画をご説明する際に、虫歯についてもご説明いたします。

15.芸能人やモデルみたいにきれいな歯になりたいです

芸能人って歯が色が白くて、歯並びもきれいと感じたことがあるかもしれません。最近では歯列矯正をされている方もいらっしゃいますが、短期間で治療が済むため「セラミッククラウン(差し歯)」できれいにされている方が大半だと思われます。

歯を削ってセラミックのクラウンをかぶせて歯並びを治す方法はメリットとデメリットがありますのでご説明します。

メリット

  1. 治療期間が短い。
  2. 矯正のための装置を入れる必要がない。
  3. 歯並びがきれいになる上、セラミックで作成するため歯の色や形もきれいに仕上がる。
  4. 装置を使った矯正と違って、治療後に歯並びが後戻りする心配がまったくない。

デメリット

  1. 歯を削る必要がある。
  2. 歯の神経を取らなければならない場合もある。
  3. 重度の不正咬合の場合はセラミックによる治療では限界がある。

当院では担当医が詳しくご説明した上で、患者さんに決定していただいています。

歯の色が気になっていて白くしたいということでしたら、歯に薬剤をつけて歯を白くする「ホワイトニング」や歯の表面に薄いセラミックのシェルをつける「ラミネートべニア」という方法もあります。

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