▲開咬
開咬(かいこう)は奥歯を咬んで口を閉じようとしても上の前歯と下の前歯に隙間ができて噛み合わず、口が閉じられない歯並びです。オープンバイトとも言います。
【治療内容】開咬の症例です。奥歯は噛んでいますが、前歯が噛み合っていませんでした。抜歯はせず、上あごのみワイヤー矯正を行い、前歯がきちんと噛み合うようになりました。
【費用】ワイヤー矯正上(片顎)470,000円(税抜)〜
【リスク】ワイヤーの付け初め1週間程度は多少痛みがあります。また、食事のしにくさを感じる場合があります。
抜歯をせずに治療を行った場合、治療終了後数年でに後戻りする可能性がありますが、後戻り防止のためリテーナーという透明なマウスピースを装着していただくことで歯並びが元に戻るのを防ぐことができます。
幼少期の指しゃぶりや舌を前に突き出す癖やあごの骨格の遺伝などが原因となります。
口呼吸が原因で唇やお口周りの筋肉のバランスが崩れて開咬になることもあります。
麺類などの食べ物は前歯では噛み切ったり、すすることが難しいので横の歯を使って咬み切るようになります。
横の歯の負担も大きいもので、また顎関節症を引き起こす可能性もあります。
また、空気が漏れて発音がしづらいなどの悪影響を及ぼしている場合もあります。
最近、マウスピース矯正がすごく注目されてます。
マウスピースは取り外し式でお手軽で、人前に出る時は外せるなど、メリットがたくさんあります。
以前は、開咬はマウスピースでは治りにくいと言われてました。
現在では、開咬の方のほとんどはインビザライン矯正で治ります。
にもかかわらず、開咬はインビザラインでは治らないと言ってる歯科医院はインビザラインの知識や経験がないか格安の歯科医院です。
ただ、キレイに治りにくい場合もあります。それは、骨格ごとひどい開咬になってる場合です。
そういう場合でも、インビザライン矯正の結果、奥歯の高さを低くして、前歯を伸ばすので治ることは治りますが、その量がすごく大きい方の場合は、ワイヤーを併用したり手術の方が適してる場合もあります。
ワイヤーを併用した方が、治療期間の短縮が見込めるため。
裏側に装置を付けるため、気付かれないため。
歯に表側に装置を付けますが、白いので目立ちにくいため。
のどれかが最適です。当院では、開咬がインビザラインでどこまで治るのかなど、どんな事でもご納得いくまで、親切ていねいにご説明しますので、何でもおっしゃってくださいね。
大阪府 25歳 女性
【治療内容】上下の前歯が噛み合ってないのを治したいと来院されました。ワイヤーとブラケットを用いた矯正治療をしました。歯の表面にブラケットという装置(当院では白いセラミック製のものを使用します)を接着し、奥歯の高さを低くし、前歯の長さを長くしていくことで、キレイに治りました。
【費用】ホワイトワイヤー矯正745,000円(税抜)〜
【リスク】ワイヤーの交換時に1〜2日の間痛みを感じる場合があること、 装置が口の中の粘膜にあたって口内炎になりやすくなること等です。また、装置に食べ物がひっかかったり、装置が付いているために歯のブラッシングがしにくいということも起こります。
【治療内容】インビザラインで治療しました。
【費用】インビザライン 790,000円(税抜)〜
【リスク】インビザラインを1日22時間入れなければいけないため、ちゃんと入れていただけない方はちゃんと治療が進みません。