


歯並びが悪くなる原因のほとんどはアゴが小さいことです。アゴが小さいためにすべての歯がきちんと生えることができず、混み合って生えてきたり(乱ぐい歯)、八重歯になったりします。従来の矯正治療ではこの原因に対するアプローチがなされず、便宜的に歯を抜くなどの処置で対応してきました。つまり対症療法が行われてきたわけです。
それに対して、歯列育形成とは従来の矯正治療では治すことのできなかった「アゴの拡大」をすることにより、この大元の原因を治す原因療法です。(対症療法より原因療法の方がいいのは明らかです。)このことにより、抜歯をする確率は大きく下がりました。

| 「プレート」と呼ばれる取り外し可能な装置を1日12〜15時間(夜間のみあるいは学校以外)お口の中に入れるだけです。 | そのプレートにはスクリューが付いており、それを拡大することによってアゴが大きくなり、永久歯の生えるスペースが確保されます。 | 来院間隔は1〜2ヶ月に1度です。(拡大が進むにつれて、来院間隔は開きます。また、お子さんだけで来て頂いても結構です。) | 開始年齢は、5〜7才くらいが最適です。8、9才でもできますが、10才を過ぎるとアゴの拡大が難しくなるため、普通の矯正治療の適用になるかもしれません。 | |||||
| 拡大期間はおおむね2〜3年です。2〜3年で拡大自体は終わりますが、永久歯が生えそろうまで(12才前後)フォローします。拡大が終わっても永久歯が生えそろうまでは責任を持ちます。(期間は長いですが、いい意味で責任を持ちます。)また、必要があれば、永久歯が生えそろってから短期間ワイヤーを入れると歯並びはより綺麗になります。 | ||||||||
◎アゴは横と後ろに大きくなりますので、決して出っ歯にはなりません。
◎この方法は生物学的にもまったく無理がなく、最も理にかなったやり方です。
また、子供さんは驚くほど順応性が高いため、プレートにもすぐ慣れます。


12才で永久歯列が完成した時に、歯並びが綺麗なのはもちろん、「虫歯が1本もなく、かつ削って治療した歯もない」ということを目標にしております。そのために、毎回の来院時に虫歯の予防処置を行います。つまり、歯のクリーニング・フッ素塗布・シーラント・歯みがき指導などを行います。低年齢からこれらの予防処置をすることによって、虫歯になる可能性は大幅に下がります。フッ素塗布については歯質が未成熟な時期にフッ素を塗ることによって歯の質が丈夫になり(硬くなり)、一生を通じて虫歯になりにくい体質の歯になります。このことは歯並びが良くなることと同じくらいメリットがあり、子供さんにとっては、一生の財産になると思います。
また、1〜4ヶ月に一度は来院していただきますので、虫歯予防をご家庭と医院で管理できます。但し100%虫歯にならないということではありません。

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