マウスピースが痛い時、お食事を摂るのが嫌になってしまいますよね。矯正時に、どのような食事に注意して噛めばいいのか、具体的にご説明します。
矯正用のマウスピースが痛い時におすすめする食事はどんなもの?
マウスピース矯正では、食事の時にはマウスピースを外します。はめている時に痛みが出ていると、マウスピースを外して食事をする際にも痛みが出ることがあります。歯茎に痛みが出ている時に食べやすい食べ物をご紹介します。
やわらかい食べ物
マウスピースを外しても歯が痛い時には、やわらかい食べ物が噛む時の歯への刺激が少ないためおすすめです。固形の場合でも柔らかくて噛みやすいものでしたら痛みも感じず、おすすめです。
例:リゾット、ひき肉を使った料理、野菜の煮物、バナナ、イチゴなどのフルーツ
舌でつぶして食べられる物
歯をしっかり動かすためには、身体を作るたんぱく質を多く摂ることを心がけましょう。卵料理、豆腐料理、牛乳やバターでこってり仕上げたものを取り入れてくださいね。
例:オムレツ、グラタン、豆腐料理
流動食に近い食べ物
それを食べる事すらつらい痛みの際は、水分が多く食べやすいものがおすすめです。痛みは新しいマウスピースに替えた時に起こりやすく、ずっと続くものではありませんので、何とか食べれるものを探して頑張りましょう。
例:おかゆ、ポタージュスープ
おやつ系、ドリンク系に頼る
食事が喉を通らない時は、とにかくカロリーのあるものを口にしましょう。
例:プリン、ゼリー、野菜や果物のスムージー
矯正中の食事で気を付けること
マウスピース型矯正では、食事の時と歯みがきの時にはマウスピースを外します。 それ以外の時間はずっとつけ続け、1日22時間以上の装着が必要です。
マウスピースを外して解放感を感じながらいつも通りの食事を楽しめる時間は貴重です。 しかし、実は食事の時には「マウスピースを外しても良い」というよりは、「つけたままで食事をしてはいけない」というのが正解です。食事中に外さなければならないことに対して、不思議に思われるかもしれません。その理由は以下の通りです。
マウスピースをしたまま食事をしてはいけない理由
どうして食事の時にマウスピースを外さなければいけないのか、疑問に思う方もおられる事と思います。外して食事をしなければならない理由は、下記の通りです。
1.虫歯や歯周病になりやすい
マウスピースは歯や歯茎と密着しているため、隙間から食べかすなどが入ると、虫歯や歯周病の原因になってしまいます。 飴やチョコレートなど、糖分の入ったものもマウスピースの中に入ってしまうと虫歯・歯周病の原因になります。
2.マウスピースが壊れる
マウスピースをつけたままで硬いものを噛むと、壊れる原因になります。 ガムを噛むことも、1の虫歯や歯周病の原因になるだけでなく、マウスピースを傷めることがありますので、ガムを噛みたい場合は、マウスピースを外してキシリトール入りのガムを噛むようにしましょう。
飲み物にも注意が必要
色の濃い飲み物はマウスピースを着色します。せっかく透明に近いマウスピースで、つけていても他人からは気づかれにくい状態なのに、うっすらと茶色っぽくなってしまうと、歯が汚れているように見えてしまいます。
お茶や無糖のコーヒー、紅茶は虫歯の原因にはならないのですが、マウスピースを着色してしまいますので、外した状態で飲んでいただき、その後は出来るだけ軽く歯磨きをしてから再度つけましょう。
マウスピースを洗っても汚れがきちんと取れていない場合は、細菌が繁殖して口臭の原因になりますので、注意が必要です。
水であればマウスピースをつけたままで飲んでも大丈夫です。このように、矯正中は間食がしにくい状態になります。水を飲む以外の飲食に対しては、食べたり飲んだりする前に必ず外して、飲食が終わってから歯磨きをして、マウスピースも軽く洗ってから再び装着しましょう。
https://www.osaka-kyousei.com/column/1181.html
お菓子は間食してもいい?
いつもの習慣でクッキーやチョコレートを食べる時は、必ずマウスピースを外して、食べたあとはしっかり歯磨きをしましょう。クッキーやチョコを食べると虫歯や歯周病のリスクが高い環境になりますので、食べたあと歯みがきせずに再びはめるのは出来る限り避けて下さい。
糖分が多く含まれる甘いお菓子は、虫歯や歯周病の予防のためにも控えるほうが無難です。 キシリトール入りのガムを噛む場合も、マウスピースを外しましょう。ガムがアタッチメントにくっつかないように気をつけて噛んでください。
https://www.osaka-kyousei.com/column/338.html
マウスピースが痛い時のおすすめな食事に関するQ&A
マウスピースが痛い時におすすめな食事は何ですか?
痛い場合には、やわらかい食べ物がおすすめです。リゾットやひき肉料理、野菜の煮物、柔らかいフルーツなどが適しています。
マウスピース矯正中の食事で気を付けるべきことは?
矯正中は、食事の前にマウスピースを外し、飲食後に歯磨きとマウスピースの軽い洗浄を行うことが大切です。色の濃い飲み物を避けたり、硬いものを噛むことを控えることも注意点です。
マウスピースをつけたまま食事をしてはいけない理由は?
つけたまま食事をすると、食べかすが隙間に入り、虫歯や歯周病の原因になる可能性があります。また、硬い食べ物を噛むとマウスピースが壊れることもあります。
まとめ
マウスピース矯正を頑張っておられる方の痛みが緩和するように、マウスピース矯正治療について、もっと詳しく知りたい方は、一度矯正相談をお受けください。 https://www.osaka-kyousei.com/column/556.html