インプラント矯正
インプラント矯正とは、歯を動かす時にインプラントを利用して動かすやり方です。

矯正用インプラント


通常、出っ歯の方の前歯を後ろに下げる場合、4番目の歯(第一小臼歯)を抜いてできたスペースに前歯を後退させるわけですが、どうやって前歯を後ろに引っ張るかというと、奥歯を固定源にして前歯を引っ張ります。そうすると、前歯は後退しますが、奥歯も前に行ってしまい、十分に前歯を後退させることができません。(作用・反作用の法則)

そこで、インプラントを固定源にするわけです。インプラントは絶対的固定源と言って、絶対に動きません。ですから、インプラントを固定源にして前歯を引っ張ると前歯が大きく後退します。(抜歯してできたスペース分すべて前歯が後退します。)
インプラント矯正

具体的な治療例

1.出っ歯の状態の方の前歯を後退させる場合

インプラント矯正 出っ歯の状態の方の前歯を後退させる場合1 インプラント矯正 出っ歯の状態の方の前歯を後退させる場合2


2.開咬(オープンバイトとも言う。前歯が噛み合ってない状態)のケース

開咬の方の場合、奥歯の噛み合わせを低くすれば、前歯が閉じます。奥歯は非常に頑丈なため、奥歯を圧下して噛み合わせを低くするのは、通常のワイヤー治療では非常に困難ですが、インプラント矯正では比較的簡単にできます。今まで、治らなかったような開咬もインプラント矯正なら治ります。

3.状態の良くない歯を抜かなくてはいけなかった場合

通常、矯正治療では4番目の歯を抜きますが、5番目の歯の状態が良くない場合(銀歯にしてる、神経がない、根に病気があるなど)、5番目の歯を抜きます。5番目の歯を抜いた場合は、前歯は非常に後退させにくくなりますが、インプラント矯正なら5番目の抜歯スペースに100%前歯を後退させることができます。 インプラント矯正 状態の良くない歯を抜かなくてはいけなかった場合


4.固定源となる奥歯の本数が少ない場合

固定源の歯が少なければ、前歯を後退させる時に、固定源の歯が大きく前にずれてしまい、前歯があまり後退しません。そのような時にもインプラントなら、前歯を大きく後退させることができます。 インプラント矯正 固定源となる奥歯の本数が少ない場合

5.ヘッドギアを使いたくない場合

インプラント矯正をせずに前歯を大きく後退させようと思った場合、従来ならヘッドギアと言って、頭蓋骨を固定源にするための帽子をかぶらなければいけませんでした。ところが、ヘッドギアはめんどくさいし、見た目も悪いし、ずれると皮膚が傷ついたりします。 そんな欠点のあるヘッドギアを使いたくない方(ほとんどの方がそうです。)に、インプラント矯正はもってこいです。 インプラント矯正 ヘッドギア

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